頂天眼

物事の「本質」を考えるブログ

「宗教の教え」の本質

宗教の本質は、ストーリーとキャラクターです。

カリスマ的な人物や、人知を超えた絶対的な存在だったり、超自然的な存在が出てきて人々を救ったり導いたりしてくれる。

アメコミヒーローとか、ウルトラマンとかと、空想だという面を含めて本質的には同じです。

両者の違いは、そもそも「フィクションとして語られてる」か「真実として語られてる」かの違いのみです。

 

以下に、主要な宗教のストーリーと教えを、雑にかいつまんで、まとめてみます。

 

キリスト教

めちゃめちゃイイ人、イエス・キリストは、仲間に裏切られ濡れ衣を着せられ、処刑されますが、全ての罪を被って全てを許した、自己犠牲の聖人。そんなイエスは、何でも許してくれる神様として復活したから、安心してイエスを信じれば大丈夫♪

みんなイエスに許しを請うて救われよう!

 

●仏教

めちゃめちゃ修行して、仏の境地にたどり着いたブッダさんを見習って、みんな精進しようぜ!良い事をして徳を積めば、みんなも少しづつ仏の境地に近づけるんだよ♪悪い事したら地獄に落ちるぜ。

 

イスラム

めちゃめちゃ全てにおいて正しいアラー様がコーランに全てをメモってくれたから、みんなこれに従っていれば大丈夫!コーランに書いてある事が絶対だぞ!それ以外の教えは悪だからブッ○すべし。※一部過激な思想は近年の情勢を鑑みて緩和されておりますが、本来の教えを貫く一部の過激派が世界で暴れております。

 

神道

太陽の神アマテラスを始め、万物のあらゆる物に神様が宿ってるよ。

この大自然・世界の万物こそが神様だから全てに感謝をして生きていこうぜ!

ちなみに日本の天皇家はアマテラスの末裔ですよ。

 

宗教の物語は、

歴史が古く、権威があって、真実と受け止める人が多く居る事以外、信じる人に勇気を与えるフィクションと言う意味でも、アンパンマンとたいした違いは無いという事。

 

 

 

以上

 

「宗教」「信仰」自体の本質の話は、また別で語っていますので、そちらで。

 

 

「死」の本質

死んだらどうなるか・・?
シンプルに考えれば、誰でも簡単に分かる事だと断言出来ます。

そもそも人間の脳は信じる様に出来ているので、死後の世界や生まれ変わりを信じる気持ちは分かるし、信じる人を決して否定しません。
その辺りは、宗教の話と同じです。

でもここでは、そんな「真実」の「だったらいいな」な話は置いておいて、シンプルでつまらない「事実」の話だけをします。


  • 誰でも毎日「死後」を体験してる
  • じゃあ俺の魂は、どこにいくんだよ?って話
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安倍さん国葬について思う事

安倍さん国葬、一生懸命反対する人達は、国葬すると自民党に魂売る事になるとでも思ってるのかな?

安倍総理は、拉致問題の為に北朝鮮に、北方領土の為にロシアに、本当なら1番関わりたくない相手の問題に自ら乗り出し、面倒な総理の立場を国民の意志で長年任せてたのは事実。だから距離感を間違えば批判されるし、目的の為に強引な手法を取る事もあっただろうよ、もちろん全てが正しかったとは言えないけど、少なくとも私利私欲じゃなく、日本の為の行動だった事は見て取れた。そしてその立場のせいで殉職した訳だし、一般論としても二階級特進でしょ、国葬する位の理由は十分あるだろうと思う。


この期に及んで、反対運動をする意味…国際的にも評価されてた元総理の、日本の評価を下げる行動で何のメリットもないと思うんですよね…

 

あの醜いデモを見てると本当に悲しくなるからもう一度言うけど、

一生懸命国葬反対する人達は、国葬すると自民党に魂売る事になるとでも思ってるのかな?

「宗教」の本質

神は存在するか?

空気を読まずに事実を言うなら

「神は居ない」

それが唯一無二の答えです。

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ここまでの事実を理解してる人、または薄々分かっている人は、この先は読まなくて良いです。

多分読んでも新たな学びはないです。

「は?神が居ない?なんて心の汚れた事を言うんだこいつは…」

って思った人に読んで欲しいコラムです。

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神とは何か?

神も仏も、サンタクロースも幽霊も、ウルトラマンドラえもんも、等しく人の空想の産物、というのが事実です。

しかし、世界の8割の人々は、何らかの信仰を持ち「神」を信じて生きている、それもまた事実です。

サンタクロースが居ない事は、大人になる過程で理解するのに、何故、神が居ない事は同じ様に理解しないのだろう?

いきなり宗教に対して否定的な事ばかり言っていますが、私は、結論として信仰を持つ事を否定したい訳ではありません。

かくいう私は、毎年正月には初詣に行って交通安全のお守りを買い替えますし、厄年には5千円を払ってしっかり厄払いをしてもらいました。

この記事では、事実をベースに持ちつつ、神や信仰の必要性にも目を向け、正しく受け入れる為の思考形成を目的に話をまとめたいと思っています。

  • 神が居ない事の証明
  • 人の脳は信じる様に出来ている
  • 宗教はプロレス

 

神が居ない事の証明

世界の8割以上の人間が存在を信じている神を、居ないと言い切る根拠について、無い物を完全に証明するのは難しいですが、以下の様なアプローチで考えてみます。

それは、世界中に、姿や概念も異なる、一貫性の無い「神」的なものが点在している事こそに、共通概念としての「神」が居ない事が表れていると思います。

それぞれの信仰を持つ人にとって、それぞれの神や宗教の教義は重要な存在ですが、地球の裏側の知らない神の影響を受けないのは何故でしょう?

例えば、アマゾン奥地の原住民も何かの神を信仰して生きていますが、キリストとかブッダとかアラーとか多くの人が信じる神なんて知らないし、何の影響も受けません。
逆にキリスト教信者のイタリア人にとって、原住民の神の事は知らないし、教えに反しても何の影響も受けないでしょう。

では、「神」というのは、結局どこに居て何に影響を与えるのか?
その答えは単純です。
その神を知っている人の頭の中にのみ、その人が納得した形で存在すると言えます。

少し回りくどい表現をしましたが、要するに人間(誰か)が考えて伝えた存在で、知らなければ存在しないし何にも影響を与えない、頭の中の「空想の概念」だという事です。
世界中の神の違いは、人間の考え方の違いでしかないと言う事です。

結論、神は空想の産物ですが、他の動物より複雑に思考を巡らす人間の頭脳には、必要な概念でもあり、必然的に生じる概念の為、世界中、人の思考がある所には、色々な形で必ず生まれるのだと思います。

人の脳は信じる様に出来ている

ここまで、神は居ないと断言していますが、
先に言った通り、私は、お守り買うし厄祓いもするし、神社にお参りすれば、2礼2拍手1礼して神様に感謝とお願い事をします。

言ってる事とやってる事が違う!と思うかもですが、これは決して矛盾する考えではないです。

人は、嫌でも空想してしまう動物です。
いくら神は居ないと確信していても、「もし居たとしたら?」を空想出来てしまった時点で、信じているのと同義とも言えます。
潜在意識で信じてしまう人間の脳で、信じない事は、実質出来ないのです。

幽霊は居ないと確信していても、真夜中の廃病院に一人置き去りにされれば、「もし居たら。。」と考えてしまい、恐怖を感じるでしょう。

お守りを買う事で、安心な気持ちになるなら、買えばいいし、神様に祈る事で心が少し晴れるなら、自分にとって良い影響が得られている事は事実です。
人の脳は、信じる様に出来ています。
それに無理して抗う事は、それほど重要じゃないという事も、同時に思うのです。

宗教はプロレス

ここからは、本題とは離れますが、本質主義の私の、宗教・信仰に対する捉え方の話です。

もし、世界中の人々が、事実に基づいて神を否定する世の中になってしまったら、世界から、寺院も教会もお祭りも無くなってしまったら、なんともつまらない世の中になるなと思います。

宗教はプロレスの様なものと思う様にしています。

プロレスって「どうせヤラセでしょ?」って思って観ると、つまらないですが、事実にこだわらず柔軟な気持ちで見れば、ボクシングや総合格闘技の試合の様に、硬直状態で何も起こらず判定決着なんて事にならず、技は派手に炸裂し人々の一番望む展開を演出し、観客を確実に喜ばせるショーになるのです。

信仰は、人類の文化で、個性で、アイデンティティーで、世界を形作る要素のひとつであり、人々の心と社会を豊かにする為の重要なツールでもあると思います。

事実だけに固執せず、適度に信じて、ご利益を享受して、存分に人類の文化を楽しめれば良いのだと思います。

ただし、本当に重要な事を決める時は、事実ベースの思考で神様に頼らず判断するのが寛容です。

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「真実」の本質

最初の記事という事で、まず、
このブログの大きなテーマにしている「事実」という言葉についての話です。

同じ「本当」という意味の言葉に「真実」という言葉がありますが、
「真実」と「事実」、これどちらの方が本当度合が強いと思いますか?


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